2月1日(土)「第6回耳のことフェスタ」が開催されます!
今回は研究報告・講演をしていただく、講師の方をご紹介します
スケジュール
10:30 | 開場 |
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11:30~11:45 | 開会・主催者のご挨拶 京都府健康福祉部 参事 山田康之 様 |
11:45~12:15 | 研究報告 「医療現場における聴覚障害者のコミュニケーション課題について」 椙山女学園大学教授 芝垣亮介先生 |
12:15~12:30 | 休憩 |
12:30~14:00 | 講演 「難聴医療のこれから」~病院としての取り組み~ 京都大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 総合臨床教育・研修センター 山崎博司先生 |
14:00~14:15 | 抽選会(当日抽選番号をお渡しします) |
15:00 | 終了 |
【講師のご紹介】
研究報告 11:45~12:15
「医療現場における聴覚障害者のコミュニケーション課題について」
芝垣 亮介先生 (椙山女学園大学 教授)
<講師紹介>2011年ロンドン大学博士(言語学)学位取得
南山大学准教授、マサチューセッツ工科大学客員准教授、立教大学准教授を経て2021年より現職。
手話はジェスチャーなどの延長ではなく列記とした自然言語であり言語学者として常に関心の対象であった。そこにご縁があり、手話を介したコミュニケーションの研究に着手することに。福祉・医療の分野としてではなく言語学的かつ倫理学的視座から貢献すべく研究を進める。
<講師コメント>
①講演内容
医療現場におけるろう者と医療従事者のコミュニケーションには様々な課題があります。この課題を解決するために①ろう者と協力し、アプリを開発、②そこから見えてきた新たな課題、の2点を紹介します。また、講演の中では、最先端の研究として、ろう者と聴者が動画を見る時に、内容の理解において違いがあるというおもしろい研究も紹介します。
②参加される方へのメッセージ
この講演は、①「ろう者の役に立つ可能性のあるアプリの開発」と、②「ろう者と聴者の認識における最先端の研究」という、おもしろい内容がたくさん詰まった構成なっています。ぜひ見にきてください!
講演 12:30~14:00
京都大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 総合臨床教育・研修センター
山崎 博司 様「難聴医療のこれから~病院としての取り組み~」
<講師紹介>2005年京都大学博士(医学)学位取得。神戸市立医療センター中央市民病院での勤務を経て、2023年より現職。主な研究分野は、耳鼻咽喉科学・ニューロサイエンス 。
特に先天性難聴や人工内耳装用者における聴覚の発達について研究を進めている。
<講師コメント>
近年、難聴に対する治療は多様化するとともに、患者さんも低年齢化、高齢化しています。患者さんごとに一番良いと考えられる治療法は異なるため、少しでも聞き取りに関する悩みが軽減できるように、患者さん、ご家族とよく相談して治療方針を決定するように心がけております。最新の難聴治療と、我々の取り組みをできるだけわかりやすくご説明したいと思いますので、是非お気軽にご参加ください。