コラム

🎥 すべての人に届く映像を           ― 字幕・手話対応で広がる表現と価値 ―

はじめに:映像の力を、誰もが享受できる社会へ

私たちが日々目にする映像コンテンツ。
その多くは、音声や言葉を通じて情報や感動を伝えています。
しかし、聴覚に障害のある方や高齢者など、多くの人々にとって、

それらの映像は「見えていても、伝わらない」ことがあります。

今、企業や文化芸術団体に求められているのは、すべての人に届く映像づくりです。
その第一歩が、字幕手話の導入です。

 

字幕・手話がもたらす3つの価値

①インクルーシブな社会への貢献

字幕や手話は、聴覚障害者や高齢者、情報取得に困難を抱える人々にとっての「架け橋」です。
誰もが等しく情報にアクセスできる社会の実現に貢献します。

②ブランド価値・信頼性の向上 

アクセシブルな映像は、企業や団体の社会的責任(CSR)やSDGsへの取り組みとして評価されます。
「配慮」ではなく「価値創造」としての字幕・手話対応が、信頼と共感を生み出します。

③観客・顧客層の拡大

字幕や手話は、聴覚に障害のある方だけでなく、騒がしい場所や音を出せない環境でも映像を楽しみたい人々にも有効です。

 

 

 文化芸術の現場でも広がるアクセシビリティ 

  • 舞台公演のライブ配信に字幕と手話を導入し、より多くの観客に感動を届けた事例
  • 美術館の映像ガイドに手話や字幕を加え、より多くの来館者にわかりやすく
  • 映画やドキュメンタリー作品でのバリアフリー字幕・手話通訳の導入

芸術表現の本質は「伝えること」。
その可能性を広げる手段として、字幕と手話は大きな力を持っています。

 

 

 

導入のステップ:はじめてでも安心

字幕・手話通訳の挿入

  1. 映像の文字起こし
  2. 文字を映像に挿入                          読みやすさ・タイミング・文字数の工夫がポイント
  3. 手話通訳を撮影(監修を付けて内容を正確に)
  4. 字幕・手話映像の配置やサイズの工夫

上記のステップは京都府聴覚言語障害センターに                                 ご相談・ご依頼・見積作成可能です。

 

よくある質問(FAQ)

コストはどれくらいかかる?
A. 文字起こしや字幕・手話通訳挿入の有無、映像の長さや内容によって異なります。ご要望に合わせて見積書を作成しますので、京都府聴覚言語障害センターにご相談ください。

 

どの映像に対応すべき?
A. 社内外向けの広報映像、イベント配信、教育コンテンツなど、幅広い場面で効果があります。

 

字幕と手話、どちらを優先すべき?
A. 目的や対象者によって異なりますが、両方を組み合わせることで、より多くの人に届く映像になります。

まとめ:アクセシブルな映像は、未来のスタンダード

字幕や手話を取り入れることは、単なる「配慮」ではなく、新しい価値を生み出す選択です。
企業活動や文化表現の中にアクセシビリティを取り入れることで、より多くの人に届く、より豊かな社会をともに築いていきましょう。

 

📩 ご相談・導入サポートはこちらから

問い合わせ先

京都府聴覚言語障害センター映像制作担当 宛

〒610-0121城陽市寺田林ノ口11番64

TEL:0774-30-9000

MAIL:kikoe-shien@kyoto-chogen.or.jp

 


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