京都市聴覚言語障害センターでは、「きこえにくい方のためのコミュニケーション教室」を毎年行なっています。きこえにくい方はもちろん、そのご家族や関係者、きこえに関心のある方ならどなたでも無料で参加できます。
コミュニケーション教室って何?
コミュニケーション教室では、きこえに関する講演、交流会、手話講座など、毎年様々なテーマのもと取り組みを行っています。
京都市からの委託事業として行っています
コミュニケーション教室への参加を通して、きこえに関する様々な情報を得たり、同じ悩みを共有したり、「手話」や「要約筆記」という新しいコミュニケーション方法に出会ったり、参加者の皆さん一人ひとりにとって、色々な輪が広がるきっかけ作りになればいいなぁと思っています。
学生さんから高齢者まで、色々な方々が来られますよ☺
参加者の声
参加者から寄せられた声を一部ご紹介します。
講演
参加者
私は小声やぼそぼそした声を聞き取るのが少し苦手だけど、たぶん全然普通に聞こえる方だと思います。だから社会に出た時、たぶん何も伝えずに普通の人として過ごしそうな気がしますが、やはりそれではしんどそうだし、やりにくそうなのでもう少し自分がどうしたいか考えなくてはいけないなと思いました。自分でできること、できないことをしっかりと理解して、それを周りの人に伝えて、理解までは難しいかもしれないけれど、知ってもらいたいです。大学の試験期間なので、来ようかどうか悩みましたが、参加して良かったです。
参加者
「あぁ私もや」「これも私もや」と共感することがたくさんありました。コミュニケーションをどのようにしたらいいのか困っていたのですが、話を聞き、少し気持ちが楽になりました。
手話講座
参加者
初めて参加しましたが、進行がゆっくりだったので非常に分かりやすかった。緊張せずに参加できました
参加者
先生がおもしろくて、いつも楽しく講座に参加させて頂いています。わかりやすいので、すぐに覚えますが、またすぐ忘れます。「いつも使っていないと」と思います。
交流会
参加者
初めて参加しましたが、同じような悩みの方がたくさんおられ、なぜか安心しました。
参加者
「難聴についてどのように伝えているか」について、皆さんの様々な思いを抱えながらも前向きに努力されていることを知る機会になり、勇気づけられました。
2019年度コミュニケーション教室の案内
2019年度は、講演、手話講座、交流会にあわせて、最新の補聴援助機器を集結させた展示会(体験可)も行う予定です。詳細については、下記のチラシをご覧ください。
申込み方法
参加申し込みは、電話、FAX、郵送、メール(shi-comi@kyoto-chogen.or.jp)、下記申込フォームのいずれでも可能です。若い方から高齢の方まで様々な方が来られますので、どうぞお気軽にご参加ください。