聴覚障害と日常生活の課題
聴覚に障がいのある方にとって、日常生活の中で「音」による情報を受け取ることが難しい場面が多くあります。
玄関チャイムが鳴っても気づかない
火災報知器の音が聞こえない
電話やインターホンの着信に気づけない
こうした「気づけない不安」は、生活の質(QOL)を大きく左右します。
屋内信号装置とは?
屋内信号装置は、音による情報を「光」や「振動」に変えてお知らせする機器です。聴覚に障がいのある方が、安心して生活できるようサポートします。
屋内信号装置は「聴覚障害者用日常生活用具」の給付対象品です。身体障害者手帳の2級以上を所持する方に対して、居住地の自治体から、87,400円を上限として支給される制度です。
主な機能
来客通知:玄関チャイムが鳴ると、部屋のランプが点滅
電話・FAX着信通知:着信時に光や振動でお知らせ
火災警報連動:火災報知器と連動し、強い光で警告
赤ちゃんの泣き声検知:育児中の方にも安心
◆屋内信号装置 主なセット
屋内信号装置の組み合わせはさまざまです。
給付金額内に収まるセットをご紹介します。
※A~Dのセットはすべて87,400円(非課税)
Aセット
来客を光でお知らせ。通知をフラッシュの光でお知らせします。
押しボタンも手軽に使用できます。

<ベルマンビジットシステムセット>
・フラッシュ受信機×1
・ドアセンサ発信機×1
・モバイルフォンセンサ発信機×1
Bセット
赤ちゃんの泣き声を振動でお知らせ。
通知を振動でお知らせします。受信機は目覚まし時計としても使用できます。

<ベルマンビジットシステムセット>
・アラームクロック受信機×1
・ベビーセンサ発信機×1
Cセット
来客・FAX・赤ちゃんの泣き声を光でお知らせ。
通知をフラッシュの光でお知らせします。火災用送信機付き。

<シルウォッチシステムセット>
・光受信機×1
・送信機×1
・外付火災用送信器×1
Dセット
来客・FAX・赤ちゃんの泣き声を振動でお知らせ。
通知を振動でお知らせします。受信機は目覚まし時計としても使用できます。

<シルウォッチシステムセット>
・時計型受信機×1
・送信機×1
問い合わせ
京都府聴覚言語障害センター みみ京都担当宛
〒610-0121城陽市寺田林ノ口11番64
電話/0774-30-9000 FAX/0774-55-7708
kikoe-shien★kyoto-chogen.or.jp
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