2020年2月1日(土)に「きこえを補う情報機器展2020」を開催しました。たくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。今回は機器展の様子や来場者の声についてお伝えします。
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機器展当日の様子
展示された機器
今回の機器展では10ブースが出展しました。特別展示として、追手門学院大手前中・高等学校のロボットサイエンス部が製作した「手話ロボット」も展示されました。
実際の様子
来場者の声
ご来場いただいた皆様から寄せられた声をいくつかご紹介します。
◆初めて同じ中途難聴の方とお話しできて楽しかった。様々な機器についても実際に体験することができ有意義だった。
◆色々な機器を試すことができ、今後の選ぶ手段が増えて良かった。
◆使い方を教えてもらって、自分に合うのか試すことも考えることもできた。
◆学ぶことを助けるために環境を整えるのは社会の役割だと聞けて、不安なく息子の背中を押すことができると思いました。
◆要約筆記の方と色々話しながら説明を受けることができ助かりました。
◆普段なかなかカタログやホームページ情報しか知らないものを実際に見ることができて良かったです。
◆もう少し大きなイベントとして開催してほしい。場所も、もっと便利な場所で行ったら、通りすがりの人もたくさん来ると思う。
◆欲しいが値段が高いので、メガネのようにリーズナブルになってほしい。
◆このような機器展は、聞こえない人間にとってのかなりの情報になるのでありがたいです。これからも続けてほしいです。
さいごに
補聴器や人工内耳だけではなく、これら様々なきこえを補う機器をうまく組み合わせることで、コミュニケーション上の困り感を少しでも軽減させるための大きな助けになる場合があります。
ただ、これら機器はどうしても高価なものが多いため、個人で負担するのはハードルが高いのも事実です。学校や職場などでこれら機器を気軽に利用できる体制を整えられるように、私たちセンターも行政や社会に対し積極的に啓蒙・啓発していきたいと思います。
来場者アンケートには、「今後も機器展を続けて欲しい」と言う声がたくさんありました。今後の機器展の開催ならびにきこえにくい方々への講演会や交流会の内容などにつきましては、2020年5月下旬頃にサイト上で公開予定です。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。